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通り過ぎていく日々の残像。
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名古屋EJFへ。

さりとて景気のいい話ばかりではなく。
ゲーム以外の事象に関心なくてなんでゲームできてんのかね、って思うのだけど、富士川より東じゃそれが当たり前なんだそうで。行く機会もないから知らんけどとてもじゃないが信じられんねえ。

それはそうと昼飯は黒川の鯱乃家だった。
極太麺に絡む濃厚なカレー、苦難を乗り越えて地元に根づいた老舗だからこそ出せる味なのだろうね。

WALNUT GROVE
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/012002000359/
小麦・魚・羊肉を主食とする現地人を雇い、厳しい冬に耐えながら西部(だと思う)の地を開拓していくゲーム。
あらゆるリソース管理が求められ、常にカツカツできっついけどそこが面白い。CarcasonneやAGRICOLAのテイストをちょっとだけ汲もうとした部分がなくもないんかな。
筆者はそこそこうまく回ったかに見えたがいぶやんに届かず。もうちょっと金貨引けてれば…(そんなとこに頼るな)
AGRICOLAが『北の国から』ならこのゲームは『オレゴンから愛』ってことで。

KALIMAMBO
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/108157/kalimambo
栗林みな実・たかはし智秋の出世作『君が望む永遠』には「猫のウンコ踏めー!」なんて台詞があったが(わかりにくいなあ)、これは象の糞を踏まないように周回していくゲーム。
もちろん象の糞を踏んでしまうとマイナス点、さらにダミーとして各プレイヤーと同様にカードを出す鳥(こいつがKALI)がいてそいつが踏んでしまうともっともチキンなプレイヤーにマイナス点、そしてどういうわけか最後尾からサイ(こいつがMAMBO)が追いかけてきていて、毎回最後尾のプレイヤーに突撃してサイが走った距離に応じたマイナス点。…つまりマイナス点しかない、敗者を決めるゲーム。
バカバカしく理不尽な設定と読み合いの親和性の高さと言ったらない。7人までできて20分でぱっと盛り上がれるあたりもなかなかいい。ついでに言うと象の糞が妙にそれっぽい造形に作ってあってなんともいえない。
「KALIとMAMBOでカバトット」とか「アラレちゃん大喜び」とかそんなフレーズも飛び交いつつ、笑いの絶えないプレーで愉しかった(EJFの環境補正もありましょうが)。筆者は糞は踏まずにすんだもののサイに喩えるならブラックレディを押しつけられたような感じで…
……これ、"絶対に負けられない戦い"向きかもしれん(ぼそっ)

Der Letze Wille
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/012002000357/
「早く資産を使い果たした者が勝ち」、こういう逆転の発想のゲームたまに出るが、これはその中でも異色。
理不尽に資産が増えてしまうこともないのだが、ちゃんと計画しないとうまいこと減らない。使い切らなきゃいけない(もちろんマイナスになってもいい)のに1円単位で計算しなければいけないというのが不思議な感覚。計画的な無駄遣いって何だよって気もするが。
筆者は農場をあっさり金食い虫に成長させることに成功、さらには「まず腹ごしらえに飯を食います、アクションを使ってさらに食います」とか「道場六三郎と陳建一を呼びました」とか「きょうはいい馬肉が入ってねえ」などとひたすら食い道楽に走って快勝。
他にはアランプロが「不動産転がしを失敗させるぞー」と隣りでACQUIREやってる卓にはとてもじゃないけど聞かせられんフレーズを飛ばしていたり、なかさんが終盤に屋敷建てたと思ったらそこで西部警察のロケおっぱじめてあっという間に廃屋になったり。気にはなってたけどこれも面白かった。
しかしまあ食い道楽とか建物の維持費ってやつは金がかかる、というのは妙に刺さるねえ…(苦笑)。

A FISTFUL OF PENGUINS
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/008002000382/
ペンギン・カンガルー・リス・ヘラジカ・ラクダ・ライオンが入り乱れるダイスゲーム。
各プレイヤー手番3回ずつだけど、リス振りまくって他プレイヤーからひたすら巻き上げたり、最終ラウンドでカンガルーやライオンを大量に振るよう狙うべくそれまでの2回でペンギンを貯めるように動いたり、それなりにいくつかの方法論を狙うこともできる。
透明なペンギン駒がクールなのも見た目にいい感じ。
ところでペンギンって言ったら生存戦略じゃなくて「3年前はペンギンでした」だよね?(難解)

HIGH SOCIETY
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/012001000101/
http://ejf.cside.ne.jp/review/highsociety.html
年間チャンピオン決定のための名古屋EJF定期大会が今年もスタート。愉しくも濃い名古屋EJFの中でもとりわけ濃い、そして厳しい時間を堪能できるこのフィーチャーはまるでヤマサのちくわのように「これだ!」という感じ(わからんて)。
第1戦はKnizia伝説の寸鉄、21世紀以降定期的にリメイクされているあたりからも評判の良さが窺えるHIGH SOCIETY。
限られたリソース、マイナス効果と残金による脱落の恐怖…このバチバチの競りを3ゲーム立て続けだもの。と言いつつどうも攻めどころを誤ったようで4人中3位-5人中2位-5人中5位(脱落)・22人中18位とまったく振るわず。最終ゲームの脱落が悔しかった…
優勝はアランプロ。

AUSGERECHNET HONOLULU
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/012002000337/
世界の首都の位置関係正しく当てまショーゲーム。
「この語感は北欧っぽい」とかたほいやのように能書きをかましたり、『世界一周双六ゲーム』知識が役に立ったり(Kap Hoornといえばガックリ都市)、テレビのクイズ・ゲーム番組ノリがわかっていると愉しい。
どうでもいいけどなんで邦題『なんてったってホノルル』なん?小泉今日子かて?
ちなみにこのゲーム元々はベルリン市内の地名をテーマにしたゲームだった…ってことは「なんだしゃん錦三」とか作ったらええんだてね。


終了後はきょうも例によって美濃路。モンハン部活動も活発だったようで。
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